DIY 電動工具「トリマー」を使って「円」を切る治具を作ってみた!

今回は、電動工具「トリマー」で綺麗な「円」を
切り出す治具を作ってみました。
※治具とは定規みたいなもので、あると便利な道具の事です。
どうも”マーボ”です。
DIYで木材をカットするとき、最もよく使う工具は、丸ノコですが、丸ノコでは直線しか切ることが出来ません!
次によく使う工具がジグソーだと思います。
刃の細いものを選ぶとジグソーでも曲線が切りやすいですが、正確な「円」を切ることは出来ません!
(自分の技術がないだけです(笑))
そこで、普段は木材の飾り加工に使われる「トリマー」を使って、誰でも正確に「円」を切り出せる治具を作ってみました!!
目次
~トリマーで円を切る治具のつくり方~
では早速トリマーで円を切る治具を作っていきます。
【用意するもの】
- 薄いべニア
- ストレートビット
- 廃材
と、今回の治具は使う材料も少なく、簡単に作ることが出来ます。では、作っていきましょう~☆
トリマーで円を切る治具のつくり方その1~必要な幅と長さで板を切る。
まずは、自分の持っているトリマーのガイドに丁度いい幅で板を切ります。
この板は薄いべニアでいいです。自分は3mmのべニアを使いました。
べニアの長さは、自分がこれから切っていく円の半径の長さを考えて切りましょう。
トリマーで円を切る治具のつくり方その2~トリマーのガイドが収まる枠を付ける。
さっき切ったべニアの周りに、板を付けて、トリマーがしっかり収まるようにします。
板はボンドとビスを使って付けました。
トリマーで円を切る治具のつくり方その3~トリマービットを出す穴を開ける。
枠を付けた板に、トリマービットを出す穴を開けます。
家にあったトリマービットは、12mmのストレートビットだったので、15mmの穴を開けました。
トリマーで円を切る治具のつくり方その4~ズレがないか装着してみる。
出来上がった治具(定規)にトリマーを装着してみる。
もしグラグラしたり、勝手が悪かったら修正しましょう。
トリマービットの出方はこんな感じです。
【トリマーガイドの厚み】+【治具の厚み】=【出ている刃】になります。
これでほぼ完成です。
トリマーで円を切る治具のつくり方その5~試しに使ってみる。
試しに何回か使ってみて、作れる円の大きさを治具(定規)に書き込んでいきました。
これで出来上がりです!
トリマーで円を切る治具のつくり方その6~使い方
切り出したい円の半径の所をビスで止めて、少しずつ削っていきます。
いきなりビットを出しすぎると、負荷がかかりすぎて危ないので
何回かに分けて少しずつ削りましょう。
(自分はビビりなので、2~3mmずつ削ってます)
トリマーの動かし方は反時計回りに動かしましょう。
きれいに正確な円が切り出せました!
これで、作れる物の幅が広がると思います!
まとめ
作業時間
1時間ぐらい。
要領さえつかめばもっと早く作れるとおもいます。
費用
今回使ったものは、すべて端材を使ったので費用は掛かってません。
端材がなく、いちから作っても、1000円以内でできるとおもいます。
注意すること
トリマーを動かすスピードが遅すぎると、木が焦げてしまうので丁度いいスピードをみつけましょう。トリマーは音と粉塵が多いので、近隣の方の迷惑にならないようにしましょう。
切り出す木は、動かないようにしっかり台に固定して、動かないようにし、常に安全に気を付けましょう!
この治具があれば、アイディア次第で色々なものが、できると思うのでこれからたくさん使いたいと思います!