【なぜ緑】非常口のマークが緑色になったわけと生みの親

最近キャンプデビューした初心者キャンパーのマーボです。
非常口のマークが赤色だった時期があるって聞いたことありませんか??
今は緑色が主流ですが、古い施設で、赤っぽいのを見たことがあるような無いような……。
世界各国で使われていて、ちょっとした違いもあるみたいな事も聞いたことがあるし……。
FM福岡の「ラジ☆ゴン」の「ちょっこれ」というコーナーで紹介されていました。
どうして緑色なの?
ん~?あんまり慌てさせないため??
実は緑色は、心を落ち着かせる色でもあるそうです!
「安全色」として指定されています。
確かに昔は「赤い」時期もあったみたいです!
なぜ緑色になったのかっていう大きな理由の一つに
あの「緑色」は「赤(炎)」の反対色です。
なので、火事の時に見えやすいっていう効果があります!
1960年代辺りでは、漢字のみで表記されていましたが、
60年代から70年代にビル火災が増えてきて、有名な所では
大阪の「千日デパート火災」や熊本の「大洋デパート火災」なんかがあります。
その時に多くの死者を出してしまい
でそこで、表示が見直され、今の表示に変わりました。
デザインした人
元々は漢字で「非常口」だったのですが、どうしても分かりにくいので、
1982年に、「ピクトグラム」と呼ばれる絵文字の表示に変わりました。
デザインしたのは、埼玉県在住の「小松屋敏文(こまつやとしふみ)」さんがデザインし
それを有名なグラフィックデザイナーの「太田幸夫(おおたゆきお)」さんが改良し現在のマークになりました。
1987年に国際規格に指定され世界中で使われるようになりました!
ちなみに
誘導灯についている紐!
あれはなんの為についているかというと、
消防法で決められていて、誘導灯には非常電源の設置が決められていて
あの紐は、電源をバッテリーに切り替える紐です!点検用に付けられているみたいです。
いざっていう時に誘導灯はバッテリーで点灯し、明かりが消える事はありません。
最近ではLED照明になり長持ちするため、紐のないボタン式の誘導灯も増えてきてます。
紐の付いている誘導灯の、紐を引っ張っても何も変わらないので、引っ張らないようにしましょう(笑)
感想
日本や世界で使われている、標識には歴史があるって事ですね。
日本人がデザインした物が世界中で使われているのも嬉しいですね。