【糸島登山】十防山に子連れで登ってきた!どんな山なのかレビューするよ

どうも”マーボ”です。
・「十防山に登ってみたいけど、どんな山なの?」
・「子供と一緒でも登れるの?」
って思ってませんか?
この記事では、「十防山」に5歳の息子と登った時の感想を元に、「十防山」がどんな山なのかを紹介していきます。
具体的には
- 十防山とは?
- 名前の由来
- 駐車場の場所
- 登山口の場所
- 登山道の様子
- 山頂の様子
- 近くの温泉
の順番で紹介していきます!
3分ぐらいで読める内容になっていて、この記事を読み終わったらきっと十防山に行きたくなっちゃいますよ!
では、どうぞ。
目次
十防山ってどんな山?
十防山は、福岡と佐賀の境目にまたがる脊振山地っていう、複数の山が連なってるところの一番西にある山です。
で、標高は535mと低めになってます。脊振山地にある主要な15の山の中で、標高の高さは下から3番目。
【脊振山地にある主要な山】

引用:ウィキペディア
「山の名前」 | 「標高」 |
基山 | 405m |
牛頸山 | 448m |
権現山 | 626m |
九千部山 | 848m |
石谷山 | 754m |
蛤山 | 863m |
脊振山 | 1,055m |
金山 | 967m |
井原山 | 982m |
雷山 | 955m |
羽金山 | 900m |
獅子舞岳 | 841m |
女岳 | 748m |
浮嶽 | 805m |
十防山 | 535m |
山頂には大きな岩(坊主岩)がドーーンとあり迫力満点!その岩の上に登るとグルっと360度、絶景と楽しめます。
標高が低いからハイキング気分で登れるし、山頂の景色もいい感じ。
登る価値は十分にあります!
名前の由来
十防(とんぼ)山って、可愛らしい名前だな~って思ってたんですが、その由来は全然可愛くありません。
なんでも、1586年に豊臣秀吉が行った「九州征伐(せいばつ)」っていう戦いの時に、浮嶽にある”久安寺”というお寺が焼かれたんだとか。
で、命からがら10人の僧侶が十防山に逃げてきたけど、追っ手に捕まり山頂で殺された・・・っていうのが十防山の名前に由来です。
まぁ、ちょっと恐ろしいエピソードだけど、10人の僧侶の”供養棟”ってのがしっかりあるし、山もドヨーンとした湿っぽい感じじゃなくて、開けてて明るく爽やかな山です。
登山者もたくさんいます。
十防山に登る時の駐車場はここ
駐車場は「まむしの湯」の駐車場の奥の方が”登山者用”になってるんで、ここを利用します。
20台ぐらいは停めれる感じですね。
で、駐車場の入り口には「山ナビBOX」があります。中には登山者が自由に書き込めるノートと、糸島の山歩きのマップが入っていました。
我が家では、山登り用のマップが置いてある所では、なるべくマップをもらうようにしています。息子に持たせると、得意げな顔で『俺についてきて!』とマップに描いてある地図を見ながら冒険気分で山登りしてくれます。
それから、駐車場にトイレはないので、事前に済ませておくのが良いでしょうね。
まぁ、どうしても我慢できない人は「まむしの湯」で借りましょう。
十防山の登山口
まむしの湯の駐車場から、右に出て坂を下ります。
この道は片側にしか歩道がないので、道路を渡る時は車に注意しましょう。田舎だけど、結構 車が走ってます。
で、道なりに坂を下っていくと、5分ぐらいのところにある電信柱に登山口の看板があります。
ここが「中村登山口」。あとは、看板の矢印の通りにひたすら進むだけですね。
周りにはミカンやレモンとかの柑橘系の畑があります。登山道にはカキもありました。
道の脇を良く見ていると「ホトケノザ」と「ムラサキカタバミ」が生えていました。
「ホトケノザ」は花の付け根に蜜があり、チューチューを吸うとかすかに甘いんですよ。
蜜をすった後に口にくわえて息を吹き込むと”ピーーッ”って音もなります(笑)
「ムラサキカタバミ」の花は酸っぱいです。しかし、肌や免疫機能を高めるのに効果あり。
どちらも、とても栄養価の高い植物なんですよ。息子は「ホトケノザ」がお気に入りなので、見つけるたびに『あったよー!』と両手いっぱいに取り、少しづつ味わってました(笑)
花探しをしながらのんびり歩きます。
十防山の登山道
20分ほどは整備されたコンクリートの道です。柑橘系の畑を横目に進みましょう。一本道だし、色んな所に看板が設置してあるから迷う事はないですね。
しかし、柑橘系の畑を守るために、イノシシの仕掛けが仕掛けてありました。子連れの場合は、子供が道から外れないように、目を離さないようにしときましょう。
さらに10分ほど進むと、ようやく山っぽい道になり、大きな岩とか、細い道が出てきます。
まぁ、登りの傾斜は全体的に緩やかなので、『太ももが重い』とか『足が上がらない・・・。』なんてことにはなりませんでした。ハイキング感覚で登れます。
ちなみに、5歳の息子は走って登ってました(笑)
十防山の山頂には「木札」もあるよ
途中で昼ごはんを食べて、のんびり登っても2時間ぐらいで山頂につきました。
「十防山山頂」と書かれた看板の下には木箱が置いてあって、その中には登山記念の「木札」が入っていました。
木箱を発見した息子は、大きな声で『あったー!あったよー!見て―!』と、宝物を発見したように喜んでました。
で、山頂は開けていて、その中に1つ、大きな岩(坊主岩)がドーンと鎮座してます。
岩に登るのが好きな息子は、嬉しくてたまらないという感じで、目をキラキラさせていました。
『ちょ、ちょっと、登ってくる!』
と、登山の疲れを忘れて、矢のように岩に一直線(笑)
岩には鎖が付いていて、登りやすくなってます。しかし、5歳の男の子には難しかったらしく『ねぇー手伝って!一緒に登ろうよ~』ってことで一緒に登る事に。
岩の高さは3m程度あり、上に登ってみると、『うぉぉー』と叫びだしたくなるほどの絶景!
まぁ、息子は怖かったみたいで、1度登ったきり。『もう一回登る?』と聞いたら拒否されました。
その後少しのんびりして、日が暮れる前に下山することにしました。
下山は駆け足だったので、登りの半分の時間で駐車場に到着しました。
十防山登山の後には、のんびり温泉に入ろう
この日は、下山後に用事があったので、温泉には入りませんでした。
前に入った時の感想を書いておきます!
食事処もあって、建物は割と大きいです。
お風呂は、内風呂と露天風呂の2種類があり、全体的にはこじんまりとした温泉。子供がどこにいるのか確認しやすいから、小さな子供連れには丁度いいですね。

引用:まむしの湯公式サイト
もともと、弘法大師って人が、まむしに刺されて苦しんでいる人の為に、すごい力で湧水を霊水に変えて治療した!ってのが始まりらしい。まむし以外にも、ムカデや蜂とかの虫刺されや、オデキにも効果があるみたいです。
それから、霊水の近くでは苗も早く育つんだとか・・・本当かな?
建物の外には、霊水を汲む場所と、「不思議ゾーン!!空海(みそら)のパワースポット」もあります。
空海のパワースポットは、「七福夫婦木」「神水湧水池」「パワーストーン」の3つがあって、行くと元気が出るんだとか・・・本当かな?
それから、まむしの湯の駐車場はRVパークになってるんで、車中泊も可能。
専用のトイレや、流し台・コンセントを使えます。料金は、車1台「1,500円~」です。※要予約
駐車場内にはキャンピングカーも常設してあって、1泊「5,980円~」で泊まることもできます。
まとめ:十防山は初心者や子供でも登りやすい
十防山は、脊振山地にある主要な山のなかでも標高は低いから、登山初心者や子供でも登りやすい山です。
標高は低くいけど、山頂には「坊主岩」っていう見どころがあるし、360度の絶景も楽しめます!
下山してすぐに温泉があるっていうのもポイント。
気軽に登山できる山なので、ぜひ出かけてみてください。きっと満足できますよ~!