【食品添加物は安全なのか?】子供にとって危険な避けるべき添加物と注意するべき添加物

現在、日本で使われている「食品添加物」の種類や
その添加物の中で子供に
「危険がある」または「避けた方がいい」
添加物をまとめてみました。
最近キャンプデビューした初心者キャンパーのマーボです。
子供にはなるべく安心・安全な食品を与えたいですよね。
「食品添加物」
って聞くとなんか体に悪そう……と思ってしまいます。

食品添加物は必要。摂り過ぎが危険。
と思ってます。
今回は日本で「使用可能」な「食品添加物」の中で子供に危険性がある「食品添加物」をしらべました。
この記事を読むと
子供にとって「危険がある添加物」
「避けた方がいい(注意が必要)添加物」が分かります。
「食品添加物」がなぜ必要なのか・子供に与えたくない添加物についてを調べてみました↓↓
無添加で「安心・安全」なサプリをまとめてみました
目次
- 1 食品添加物は安全なのか
- 2 検査方法について
- 3 日本で認められている「添加物」の種類
- 4 避けるべき添加物
- 4.1 【アスパルテーム】
- 4.2 【アセスルファムK(カリウム)】
- 4.3 【スクラロース】
- 4.4 【カラメルⅡとカラメルⅣ】
- 4.5 【BHA(ブチルヒドロキシアニソール)】
- 4.6 【ソルビン酸K】
- 4.7 【OPP、OPP-Na、TBZ(チアベンダゾール)、イマザリル、ジフェニル】
- 4.8 【サッカリン、サッカリンNa】
- 4.9 【過酸化水素】
- 4.10 【亜硝酸Na】
- 4.11 【亜硫酸Na、次亜硫酸Na、ピロ亜硫酸Na、ピロ亜硫酸K、二酸化硫黄】
- 4.12 【安息香酸Na】
- 4.13 【タール色素】【赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、 黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、緑色3号】
- 5 注意した方がいい添加物
- 6 感想
食品添加物は安全なのか
日本で使える「食品添加物」は
「厚生労働省」の厳しい審査を合格したものしか使用できません。
食品添加物の指定および使用基準改正に関する基本的な考えかた(厚生労働省)
(1)安全性が要請された使用方法において実証又は確認されること
(2)食品添加物の使用が、次のいずれかに該当することが実証又は確認されること
1. 食品の栄養価を保持させるもの
2. 特定の食事を必要とする消費者のための食品の製造に必要な原料又は成分を供給するもの
3. 食品の品質を保持し若しくは安定性を向上するもの又は味覚、視覚等の感覚刺激特性を改善するもの
4. 食品の製造、加工、調理、処理、包装、運搬又は貯蔵過程で補助的役割を果たすもの

安全で必要な物しか使えませんよ!って事ね。
検査方法について
食品添加物として指定されるためには。
薬事・食品衛生審議会に諮問
可否を決定
厚生労働大臣に答申
食品添加物として指定・安全性・有効性・必要性を満たしているのかが重要になる。
食品添加物の安全性評価
1、28日間・90日間および1年間反復投与毒性実験
:それぞれの期間に、繰り返して実験動物(主にラット)に投与した場合の影響を検討
2.次世代実験
:繁殖試験(正常に繁殖しているかどうか)・催奇性試験(奇形が生まれていないかどうか)
3、発がん性試験
:実験動物の生涯にわたって、試験物質を与え、ガンが発生するかどうかを検討する。
4、変異原性試験
:発がん性試験は長期間の試験期間が必要であるため、もう少し短期間でガンを誘発する可能性があるかどうかを検討する。
(発がん性と変異原性は共通するところが多い。)
5、1年間反復投与毒性及び発がん性合併試験
:反復して1年間投与すると発がん性があるかどうかを検討する。
6、抗原性試験
:アレルギー反応を起こさないかどうか調べる。
7、一般薬理試験
:各種神経系に及ぼす影響や、実験動物の成長を妨げないかを調べる。
8、体内動態試験
:体内に取り込まれた試験物質が、体内でどのような吸収・代謝を受け、分布・排泄が行われるかを調べる。

詳しくは分からないけど、しっかり検査・実験してまっせって事ですね。
日本で認められている「添加物」の種類
- 指定添加物:約400種類
- 既存添加物:約400種類
- 天然香料:約600種類
- 一般飲料物添加物:約100種類
合計:約1500種類

これは多いのか??
【比較】(他国の食品添加物の認可数)
- アメリカ:133品目
- ドイツ:64品目
- フランス:32品目
- イギリス:21品目

日本はけた違いに多い!
海外では、少しでも国民に危険があるものは採用しないみたいですね。

アメリカや欧米では禁止されている物が、日本では野放し状態って事?
避けるべき添加物
【アスパルテーム】
〔甘味料〕……脳腫瘍との関連が指摘されている。
他にもアレルギー・心疾患・不眠症・認知症・肝障害などたくさんの副作用が心配されていますが、成分的には安全であるとFDAが発表。
【アセスルファムK(カリウム)】
〔甘味料〕……犬を使った実験では、
肝臓に対するダメージや免疫力の低下が示唆されている。
厚生労働省が発表しているラットの実験では、規定量をこえた大量摂取により死亡が確認されています。
ただ規定量をこえない研究結果では異状が認められなかったため、容量をまもれば危険は回避されるという結論に至っています。
※アセスルファムkは摂取したほとんどが24時間以内に尿中に排泄される、そして7日以内にはその全量が排出されると言われています。
【スクラロース】
〔甘味料〕……有機塩素化合物の一種。ラットを使った実験では、免疫力の低下が示唆されている。
米国食品医薬品局(FDA)・世界保健機構(WHO)などから食品に使用していい成分だと認められています。
しかし、人工的につくられているスクラロースは、化学式だけ見ると農薬やダイオキシンなどと同じ「有機塩素化合物」に分類されています。
スクラロースの原体を138度以上で加熱すると塩化水素ガスが出るというデータがあるということは厚生労働委員会も認めています。
【カラメルⅡとカラメルⅣ】
〔着色料〕……発がん性のある「4-メチルイミダゾール」が含まれている。
カラメルⅡは、糖類に亜硫酸化合物を加えて加熱したものですが、現在、日本ではこの製法は禁止されています。
【BHA(ブチルヒドロキシアニソール)】
〔酸化防止剤〕……ラットを使った実験では、発がん性が認められている。
もともとエンジンオイルなどの工業用油脂に添加されていた酸化防止剤が食用にも使われるようになったもの。
【ソルビン酸K】
〔保存料〕……細菌に突然変異を起こしたり、染色体異常を起こしたりする。
他の食品添加物との組み合わせにより、発がん性が指摘されています。
特に、亜硝酸との組み合わせが危険視されており、ハムやソーセージなどの加工品には両方含まれていることがあるため、気を付けなくてはなりません。
【OPP、OPP-Na、TBZ(チアベンダゾール)、イマザリル、ジフェニル】
〔防カビ剤〕……輸入の柑橘果物のカビの発生を
防ぐ目的で使われている。OPP、OPP-Naには発がん性、TBZには催奇形性が認められている。
OPPをF344ラットに13週間0.156~2.5%で混餌投与すると膀胱乳頭腫が1.25%の雄で6/12発生したとの報告がある。
腎障害も投与量に依存して見られた。
【サッカリン、サッカリンNa】
〔甘味料〕……動物実験で、発がん性の疑いがもたれている。
サッカリンを投与する動物実験での結果45匹中8匹にガンが見つかり、FDAが危険性をうったえ使用を禁止したのですが、その後の結果で一緒に使われていた別の物質が原因だったことが判明しました。
正式なアメリカの国家毒性プログラムより安全性が報告されましたが、一度広まってしまった危険性は中々消えず今も伝えられています。
現在、心配される副作用としては不妊・胃酸過多・緩下作用があげられます。
【過酸化水素】
〔漂白剤〕……動物実験では、発がん性が認められている。日本では数の子の漂白に使われているが
「残留してはならない」という使用条件があるため表示されない。
1980年に厚生省が突然「発ガン性が認められたので使用しないように」と通達を出した。
【亜硝酸Na】
〔発色剤〕……ハムやウインナーソーセージなどに使われている。毒性が強く、発がん性に変化することもある。
亜硝酸ナトリウムは、毒性が強く、食肉に含まれるアミンという物質と結びついて、
ニトロソアミン類という発がん性物質に変化することによって、摂取し続けると、がんになる可能性が高まると懸念されています。
【亜硫酸Na、次亜硫酸Na、ピロ亜硫酸Na、ピロ亜硫酸K、二酸化硫黄】
〔漂白剤、酸化防止剤〕……冷凍魚介類などに漂白剤として、ワインに酸化防止剤として使われている。
これらの亜硫酸塩は、胃の粘膜を刺激し、ビタミンB1の欠乏を引き起こして成長を悪くする心配がある。亜硫酸Naは、4gの経口摂取で人間に中毒症状を引き起こす。また、肝臓の組織呼吸に障害が認められました。
亜硫酸塩は、二酸化硫黄のほかにピロ亜硫酸Na、ピロ亜硫酸K、亜硫酸Na、次亜硫酸Naなどがありますが、
いずれも硫黄化合物であり、毒性があります。
【安息香酸Na】
〔保存料〕……急性毒性が強く、ビタミンCと化学反応を起こして、ベンゼンに変化することがある。
ベンゼンは、発がん性があり、白血病を引き起こすリスクがある物質です。
【タール色素】【赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、
黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、緑色3号】
〔着色料〕……発がん性の疑いがもたれている。
アメリカやカナダでは、赤色2号と赤色102号、赤色106号は、がんやアレルギーを引き起こす可能性があるとして、使用が禁止されています。
また、赤色3号については、甲状腺に異常を生じる可能性があるとの理由から、ドイツでも使用が禁じられています。
注意した方がいい添加物
【ステビア】
〔甘味料〕……精巣などの生殖器に悪影響をもたらす心配がある。
日本では、ステビアは安全性が確立された甘味料の1つとして位置づけられています。
しかし、海外では未だに食品へのステビアの添加を認めていない国もあります。
また、ステビアが妊娠中や授乳中の女性、子どもに対する安全性を示す十分なデータはないとされているので、
気になるという方は摂取を控えた方が良いかもしれません。
【L-グルタミン酸】
〔調味料〕……一度に大量に摂取すると灼熱感を覚えたり、動悸などを感じることがある。
「調味料」とのみ記載されている場合は要注意。
興奮性神経伝達物質が含まれており、過剰な刺激が神経細胞に作用し、破壊することで、
アルツハイマー、パーキンソン病、知能障害、てんかん、うつ病、めまい、注意欠陥、多動性障害、不眠症など、たくさんの病気の原因になり得ると言われています。
動物実験でも、肝臓、脳下垂体、卵巣、子宮、副腎、ホルモン異常など、様々な部位への影響が確認されているため、
アメリカでは離乳食への使用が禁止されているようです。
【香料】
「香料」……合成香料のなかには毒性の強いものもあり、「香料」としか表示されない。
食品添加物の香料は、一括表示ができるので使用している化学物質名を表記しなくてもOKになってます。
合成香料として使用される化学物質は、3000種類以上もあるので、安全と言い切るのは難しいでしょう。
【増粘多糖類】
〔増粘多糖類〕……安全性に問題のあるものが含まれており、2品目以上添加された場合、
「増粘多糖類」としか表示されない。
添加物としてのペクチンは、おもに果物の皮から抽出しているが、皮に残留している農薬が懸念されている。
安全性が確認できていない成分もいくつかあり、たとえば「カラギナン」「トラントガム」「ファーセレラン」は発がん性が指摘されています。
特にカラギナンは胃潰瘍との関連性も懸念されています。
「キサンタンガム」は、トウモロコシ由来ですので、ほぼ遺伝子組み換え作物が原料といえます。
【酸味料】
〔酸味料〕……25品目以上あるが、どれが使われても「酸味料」としか表示されない。
「酸味料」入りの食品を食べたからといって、体への危険性は考えられません。
しかし、これから「酸味料」という表示を目にしたら、そこには複数の物質が添加されているということ。
【グァーガム】
〔増粘剤〕……ラットを使った実験で、体重増加抑制、腎重量と血糖値の経度の減少がみられている。
長期にわたって摂取していると、栄養の吸収を妨げると言われています。
また、ビタミンやミネラルなどのサプリと同時に摂取するのも、その栄養の吸収の効率が悪くなると言われています。
授乳中の女性の摂取に関しては安全性が十分に確認されていないようなので、避けた方が良いでしょう。
【ベニコウジ色素】
〔着色料〕……ラットを使った実験では、腎臓の細管に壊死が認めらている。
胃炎や腹部の不快感、肝臓酵素活性の上昇を引き起こすなどといった事例が報告されています。
妊娠中や授乳中の方が摂取した場合、胎児や母乳を通して乳幼児に与えられる影響や安全性が十分に確認されていないため
避けた方が良いでしょう。
【ミョウバン】
アルミニウムを含むので、摂り過ぎには注意が必要。
アルミニウムとは、人間の体にとって不必要な成分であり、むしろ毒性が懸念されることから、摂取量を厳しく定められている危険な鉱物です。
【加工でんぷん】
11品目あるが、すべての安全性は確認されていない。
EUなどでは使用の制限がありますが、日本では無規制。
「プロピレンオキシド」や「プロピレンオキサイド」を使用する、
「ヒドロキシプロピルデンプン」「ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン」は
発がん性があるとされています。
【pH調整剤】
酸味料として使われているものも多く、どれが使われても「pH調整剤」と一括表示される。
そのため、何がどのくらい含まれているのか、消費者には分からないようになっています。
pH調整剤には、腸内細菌が死んでしまうなど、身体に害があると指摘されることもあります。
【乳化剤】
発がん性が疑われるなど問題があるものもあるが、「乳化剤」としか表示されない。
多くとると下痢を起こしたり、動物実験では脂肪肉芽腫ができたという報告があります。

結構多いな(汗)
感想
様々な危険性が言われていますが、どの成分も現在は正式な機関から食品添加物として使用してよいと認可を得ている成分です。
危険性はゼロではありませんが、人工甘味料によっての被害などは報告されていないため、
国が定めている許容摂取量をしっかりまもって使用すれば安全性を高めることができるのでは?
って思います。
もちろん個人差がありますので、気になる症状がある場合は、必ず医師に判断をあおいでから使用するようにしましょう。
毎日、何気なく口にしている食品にももしかしたら「添加物」が入っているかも!?
って思う事が大事ですね。
すべての「食品添加物」を排除することは出来ません!
そして、危険な食品添加物を採ったからと言って、すぐに体に変化が起こるわけではありません。
しかし、わずかな量でも何十年も採り続けたらものすごい量になります。
なので、なるべく取らないように注意したいですね。

特に子供がいる家庭では、食品の「原材料」に注意して食品を選ぶクセをつけたいですね。
離乳食の赤ちゃんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで家族全員で使える美味しい「出汁」が気になる人は↓↓